ポケカ記事 ~カメデッキの考察~
お久しぶりです。クロすけです。
半年ほど前に始めたポケモンカードですが、最近は店舗大会等に参加するようになり、いろんな人と対戦して色々と勉強するようになりました。
楽しいだけのポケカから勝つために一歩踏み出した感じですね。
さて今回は、2月のポケカ新弾バトルで使い、今後も使っていこうと思っているカメックスデッキについて少し書こうと思います。
なぜ記事を書くのかというと、以前記事に書いたキングドラデッキと同じく進化元が同じ2種類の2進化ポケモンを使うデッキなので、半年前からのデッキ構築力の成長を示したいからです。
まあカードプールが昔より増えているので成長しないほうがおかしいんですけどね。
●デッキ紹介
細かい枚数等はちょくちょく変わりますが、以下の画像がこの記事を書いている時点でのレシピです。
大まかな戦い方としては、
カメックスGXの技で大量のエネルギーを山札に戻し大ダメージを与え、
カメックスの特性で山札に戻したエネルギーを大量につけて、再びカメックスGXで技を使う。
というのが私のカメックスデッキの戦い方となります。
以下、プレイ中に気を付けていたことや頭に入れておいたことを書きます。
●プレイング等について
正直このデッキの肝はゼニガメではなくジラーチかなと思っています。
というのも、レシピを見ていただければ分かるとおり、カードをドローする効果を持ったサポート、通称ドロサポの枚数が少なく、効果によるドローの枚数も多くありません。そのため、グッズ、スタジアムおよびポケモンの特性や技を使って山札のカードをできるだけサーチし、山札を減らすことで少ないドローの効果をできるだけ高めなければなりません。
ジラーチの特性は大きなリスクやコストを必要とせずトレーナーズをサーチでき、そこでサーチしたカードから更なる山札の圧縮が狙えます。ジラーチ自体はボール系のグッズでサーチできるので、1ターン目はジラーチはゼニガメより優先して場に出し、特性を使っていきたいポケモンです。
カメックスに関しても、どちらか1種のカメックスしか場に出せない場合は特性パワースコールのカメックスを優先します。
場が整ってからのエネルギーの供給は主にパワースコールを使って行うため、手札にエネルギーはそれほど必要ありません。準備段階でパワースコールを使うことによりデッキのエネルギーカードを取り除き、ドロー効果を高めます。
また、ハイパーボールの使い方も気を付けました。
何度も言っているようにこのデッキはサポートによるドロー枚数が少ないです。ハイパーボールのコストである手札2枚トラッシュもこのデッキには重くのしかかってきます。
せせらぎの丘、ネストボールの2種のトレーナーズによってサーチができるゼニガメやアローラロコンはそれらの効果によりノーコストで場に展開できるので、よほど先が見える手札でない限りハイパーボールは進化ポケモンのサーチに使いますし、山札の枚数を減らす目的で使ったりもしませんでした。
●ドロサポについての考え
プレイングの欄で散々言ったドロー枚数が少ないということに関して触れておくと、サポートに回せるデッキの枠が少なく、他のカードとの兼ね合いも考え少ない枚数でも効果的に使える点でハンサム行き着きました。
以下、よく使われているドロサポについての個人的な考えを書きます。
・シロナ
手札リセット効果であるこのカードは単純に2進化デッキと相性が悪いです。
特にこのデッキはふしぎなアメを使いゼニガメをカメックスに進化させる前提で構築しているので、手札にふしぎなアメ及びカメックスの2枚を引き込まねばなりません。
どちらか一方のみを持っている状況も少なくないため、もう一方のカードを引きにいくドローカードが現在の手札を山札に戻すシロナでは意味がありません。そのため不採用。
・リーリエ
初手で使うと強いと言われているリーリエですが、実際採用していた時期もありました。
その時はカプ・テテフGXと合わせて使いテテフの特性によりリーリエサーチ、初手でリーリエを使えるチャンスを広げるという形で使っていました。しかし、初手でリーリエを効果的に使える場面というのは、このデッキではボール系のグッズやせせらぎの丘が手札にある、もしくはたねポケモン自体が最初から手札にあり場に展開できる状況、すなわちカメックスを場に出す準備が円滑に進んでいる状況なんです。そしてリーリエの効果が弱い場面は、手札にふしぎなアメや進化ポケモン、エネルギーやグズマ等が手札に多くある、すなわち手札事故を起こして手札を減らせない状況なんです。
つまりこのデッキにおける初手リーリエは、手札事故の解決につながらないことが多いと感じたため、不採用となりました。初手以降はドロー枚数も期待できないので。
・マーマネ
コストである手札2枚トラッシュがやはり重い印象。アローラロコンを2枚しか採用せず、進化ポケモンのサーチ手段をハイパーボールに頼っているデッキなので、そこでさらに手札をコストとするカードまで採用するのは難しいと判断しました。エネルギーリサイクルを採用しているデッキなら積極的にエネルギーをトラッシュしていけるので一考の余地あり。
・エリカのおもてなし
自分の手札の枚数による使用制限があり、リーリエと同じ理由で不採用。
しかし、中盤以降の回り始めた後は使用機会がありドロー枚数が期待できるため、マサキの解析と代えての採用は有りだと思います。
今回は序盤の手札事故解消につながる可能性があり、後半のパワースコールの効果を上げられるマサキに軍配があがり不採用。
以上のことから、使用制限が無い且つグッズによるサーチもできるハンサムを主なドロサポとして採用しました。
●使用感等
カメックス、カメックスGXの2体をいかに素早く育成できるかが勝負。盤面さえ整えば青天井の高火力と高耐久を併せ持つため無類の強さを誇ります。
アローラキュウコンGXについては、進化時の特性によるグッズカードのサーチだけでなく、ダメージ調整や対ウルトラビーストに期待してのレインボーエネルギー採用でしたが、レインボーエネルギーを1枚しか入れてない上サーチ手段もないので引けたらラッキー程度になってしまったところはなんとか工夫したかったですね。
カメックスの採用枚数については、レシピではGXが3枚、非GXが2枚ですが、自分の理想としては両方3枚ずつの採用が一番、それが無理ならGXを2枚、非GXを3枚にする方がいいと思います。GXの方はパワースコールの力を借りなければ割とポンコツになってしまうのでその点だけは注意。
使い始めるまではめちゃくちゃ事故率高いんだろうなと思ってましたが、いざ使ってみるとそこまで事故率は高くなかったです。カメックスGXはポテンシャルは高いもののまだまだデッキタイプの開拓はされていない印象なので、ぜひともアドバイスや意見等を募集しています。
長くなりましたが、それでは。